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Labirinto di Oresama ~俺様的迷宮

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その行方


カリア事件、司法精神病院送りにならなかった経緯と理由

祖父に死をもたらしたかどで起訴されたジャコモ・カリア氏(25歳)の裁判の推移は議論を呼び大激論にまで発展した。

拘置されたカリア氏は、犯行当時、自分が何をしているのかを理解している状態にあったのか、それとも重度の精神障害の状態にあったのかを見極めるために精神鑑定を受けた。

予備捜査担当裁判官の鑑定人、弁護人側の鑑定人共に、カリア氏は犯行当時、何が起きているのかを十分に理解できない精神状態にあったと結論を出した。

『精神障害』と認定されたからには、イタリアの刑法では「行動に責任能力がないとみなされた者は刑法上の罪を問われない」とあるので裁判を続けることはできない。

さて、ここで鑑定人はもう一つの質問に答えねばならなかった。つまり犯行当時ではなく精神鑑定が行われた時点で(実際、犯行が行われた時点では、カリア氏が社会的に危険であったことは火を見るより明らかである)カリア氏が多少なりとも社会的に危険だと考えられたかどうかだ。

どちらの鑑定人もカリア氏は社会的に危険ではないと断言した。過去には、つい最近の憲法裁判所の判決まで、このような場合には自動的に、当局による該当者の司法精神病院への強制収容が待ち構えていた。『狂人』であり、行動に責任能力がないとの判断により罰せられなかった人でも、病人だということで治療を受けるために収容されていたのである。

1978年の精神医学改革の結果として行われた公立精神病院の閉鎖以降、精神疾患を患う障害者は精神保健局の組織内で、障害に対する効果的な回答、適切な治療を見出している。

これは、閉鎖的で抑圧的な精神障害施設での長引く収容は、障害者の精神的健康によくないと考えられたからであり、そう考えられ続けているからである。

近年のこうした成果によって、司法精神病院への批判が高まっていった。そして憲法裁判所は刑法の改革を待って次のように定めた。「精神疾患のために刑事上無罪と判断された個人は、精神鑑定時、あるいはともかく犯行後に、社会的に危険であるとみなされない場合には、もはや『自動的に』司法精神病院に収容されるべきではなく、司法精神病院とは違う場所で、違った方法でその個人が抱える障害の治療を適切に受けるべきであり、また受けることができる」

よって、社会的に危険でないと判定されたカリア氏は司法精神病院には送られず、拘留を解かれたのである。拘置所や司法精神病院のような限定された監視下ではない環境で、治療法への当人の同意をもってして行われる治療を受ける権利とその必要性を認めているという点で、裁判所のこの決定は非常に重要である。


* La Civetta、2006年9月のコラムより

参考:心神喪失者医療観察法案



事件発生から裁定までの経過に関する資料が見つからないので詳細は不明だが、要するにジャコモ・カリア氏は犯行当時、責任能力がなかったと鑑定されたために無罪となり釈放された模様。
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この記事に対するコメント


このカリアさんて、俺様ちゃんとこで何度か出て来てるカリアさんですか?
うわ・・・
で、釈放には条件付いてたんでしょうか?
病院に入る事を条件に、とか。
【2007/03/26 22:50】 URL | ぷふ #-


>ぷふさん
ええ、そうなんですけど。
釈放の条件やその他詳しいことは全く不明です。
犯行時には社会的に危険だったのが、精神鑑定の時には全く危険ではなくなったというのが謎というか、一体どんな病気なんだろうって感じです。でも、これでもし再犯とかなった場合には鑑定人や裁判官(?)は非難轟々でしょうから、余程自信があったんでしょうね。
【2007/03/26 23:38】 URL | oresamachan #7dmq8oQg [ 編集 ]


何だか知らない間にとんでもない事になっていたんですね…。
お祖父様はその後どうなのでしょう…?
ところで、ふと疑問に思ったんですが、SEB.155と記事の年齢が違うんですけど、これは@のミスなのでしょうかね?それで前の記事を見たときに、同姓同名の別人?と思ってしまいましたから…。
【2007/03/27 00:12】 URL | 真依 #-


恐らくこっちでよく言うMomentary Insanityを訴えたんじゃないでしょうか、弁護人が。
それだと病院に入らなくてもいい時がありますよ、こっちでも。でも最近はこの弁護で無罪になるってことはないですけどね。
【2007/03/27 01:30】 URL | ぷふ #-

マジで…?
お初カキコです。
なんかこのブログでの年齢とSEB155のブックレットでの年齢がやたら違うような気が…。(汗)
最近彼を見ないな…と思ってたら、こんな大変なことになってたなんて…。しかも無罪扱いで釈放ですか…。イタリアの刑法ってなんか複雑ですね…。
【2007/03/27 03:48】 URL | ドラはるか #-


あぁぁぁ、oresamachanにはお見通しでしょうけど、momentaryじゃなくてtemporaryですね、さっきの。照れ笑いと共に訂正させていただきます。
【2007/03/27 04:57】 URL | ぷふ #-


Temporary Insanity…とんでもない
イタリアの刑法って…no comment 複雑過ぎ!!
【2007/03/27 06:16】 URL | ちょっとマッテオ #-


>真依さん
お祖父さんはそのまま息を引き取られたのだと思われます。
私も初めて記事を見た時は、同じ名前なんてザラにあるだろうし、第一、年齢が全然違うじゃないかと、笑い飛ばしていたんですよ。↓
http://forum.eurobeat-prime.com/forum/viewtopic.php?t=1029
どこのミスとかは分からないでしょうね。戦略的に故意にああ書いていたのかも知れないですし。

>ぷふさん
一時的心神喪失ってやつですね。ふむ。罪を免れるためにそのフリをする人も多いんでしょうけど、そういう人たちのせいで、本当に病気の人たちまで誤解されるのは悲しいですね。

>ドラはるかさん
初めまして。そうですね。でも日本でも先月だったか、4~5年前に大阪で起きた、車で数名の人を轢き殺したり、怪我をさせたりした通り魔事件の犯人が「悪魔にやれと言われたから殺した」とかなんとかで、精神鑑定の結果、無罪判決が出たりしてますから・・・。デリケートな問題ですね。

>リッツィさん
ありがとうございます。んー、難しいんですね。

【2007/03/27 21:09】 URL | oresamachan #7dmq8oQg [ 編集 ]

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【2007/03/28 02:25】 | #


今回の場合は違いますが、これがもし被害者が全くの無関係の人だったなら、被害者の遺族にしてみればとても納得できる判決ではないでしょうね。
【2007/03/28 23:13】 URL | 俺様ちゃん #7dmq8oQg [ 編集 ]


返事遅れました(^^;
この件は了解しました。
【2007/03/31 14:24】 URL | イシターク #-


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